Speculative Japan 第3巻

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Speculative Japan 第3巻

"The Silver Bullet" and Other Tales of Japanese Science Fiction and Fantasy

スペキュラティブ・ジャパンシリーズ第3弾。ますますパワーアップした作品を英語で読める貴重なチャンスです。ホラーの要素を色濃く打ち出したSFからダークなフィクションまで、思弁的な小説をこれまでにない幅広さで収録。日本の新しいイマジネーションの世界に浸ってみてください。もちろん今回も、収録作品、および作家は英訳初公開多数。

江戸川 乱歩・怪人二十面相

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Edogawa Rampo's The Fiend with Twenty Faces— A Tale of the Boy Detectives Club


翻訳 
Dan LUFFEY

日本ミステリー界の巨匠・江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ第一作目を英語化。『怪人二十面相』は、日本文学において新しいジャンルを生み出し、多くの少年少女を魅了した作品である。

お伽草子・太宰 治

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Otogizōshi: The Fairy Tale Book of Dazai Osamu


太宰 治
翻訳 Ralph F. MCCARTHY


序文 Joel Cohn

桃太郎、カチカチ山、舌切り雀、瘤取り、浦島さんなど、ある父親がむかしむかしの話を子どもたちに聞かせる太宰治の『お伽草子』。父親の身なりはみすぼらしく、賢そうには見えないが、話を作り上げることにおいては非凡な才能を持っていた。
むかしむかし、あるところに......奇妙な、鈍い声で絵本を読みあげると、父親の中で熱のこもった話が湧きあがってくる。

幻の光・宮本 輝

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Phantom Lights and Other Stories


宮本 輝
翻訳 Roger K. Thomas

本書の新しいコレクションには、宮本輝の永遠のテーマが盛り込まれている。表裏一体となった生と死とは何か、生きる意思や、宿命といったテーマが、ユーモアを交えつつ、切々と語られ、形をもってくる。主人公たちは、過去や、他人との厳しい関係に気持ちの整理をつけようと必死にもがく。死、病気、喪失という辛い設定のなかでも、大きな喜びを感じ、望みをつなぐ。作家が描く悲劇さえも、ときに登場人物たち自身が前進する足掛かりとなる。宮本氏は子ども時代の記憶をベースに、世界的に有名な大阪・神戸の街を舞台として、見事な手法で何重にも深みのあるストーリーを展開する。

紅楼夢の殺人・芦辺 拓

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Murder in the Red Chamber


by 芦辺 拓
翻訳 Tyran C. GRILLO

原作『紅楼夢の殺人』は、本格ミステリ・マスターズシリーズとして文芸春秋から出版。18世紀の中国の文豪・曹雪芹の『紅楼夢』をベースとしている。芦辺氏は、中国古典文学を用い、持ち前の文才で清朝末期の北京を舞台に怪奇な殺人事件を繰り広げる。中国、日本、英語圏へと場所が変わるたび、どのような趣向、工夫がほどこされるのか。今回の英訳は、文化的相違の観点からも興味深い一冊である。

吉行淳之介短編集: Toward Dusk

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Toward Dusk and Other Stories by Yoshiyuki Junnosuke

吉行淳之介


選定・翻訳
Andrew CLARE


序文: James DORSEY



1978年に国内でも最高峰の文学におくられる野間文芸賞を受賞した『夕暮まで』の初の英訳。吉行の連作小説の中でも、珠玉の作品と言われる。本書は『夕暮まで』のほかに、選り抜きの短編も収録した。収録作品はすべて初の英訳となる。
『夕暮まで』は、主人公の中年男・佐々の周りで起こる物語。彼は処女性に固執し、愛人・杉子の純潔を執拗に追い求める。

吉行淳之介短編集: Fair Dalliance

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Fair Dalliance: Fifteen Stories by Yoshiyuki Junnosuke

吉行淳之介


選定・編集
Lawrence ROGERS
序文: Donald RICHIE

短編の名手として名高い吉行淳之介の作品集。英語で一冊の本になれば、国内同様、海外でも必ずや受け入れられ、楽しめる一冊となるだろうという信念から生まれた。多作の小説家である吉行の作品は、短編や中編などの文学にとどまらず、随筆、翻訳、ライトノベルまで幅広い。死によって筆を折ることになる11年前の1983年に出版された全集は20巻にも及ぶ。この機会に、英語でもあますところなく伝わる独特な吉行の短編をお楽しみいただきたい。

Roger Pulvers: The Dream of Lafcadio Hearn

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The Dream of Lafcadio Hearn


Roger PULVERS

『怪談』などで知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が日本の土を踏んだのが1890年。本書は、英語教師、新聞記者、大学教授、そして作家と様々な顔を見せながら、明治の日本を駆け抜けたハーンが日本で過ごした日々を描いた小説である。ヨーロッパ、アメリカ、西インド諸島を経て、最終的に日本に帰化したハーンが目にした日本のエキゾチックさとは何か? 生まれながらの放浪者であったハーンの人生とは? 一言ではおよそ言い表せない複雑なハーンの人格を肌で感じられる作品。1850年にギリシャで生まれてから、1904年に日本で没するまでの略譜も序文に掲載。

Speculative Japan 第二巻

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Speculative Japan 第二巻

"The Man Who Watched the Sea" and Other Tales of Japanese Science Fiction and Fantasy

傑出した現代SF作品の数々を、英語で読むのに最適な一冊。前作の第一弾では、日本SF界の第一線で活躍する作家の作品に的を絞りましたが、本作のシリーズ第二弾ではそのジャンルの幅を----生き生きと迫り来るSF作品から、じんわりと心に響くファンタジー、子どもを主人公にした不思議なおはなしまで----大きく広げました。Speculative(思索的)のテーマのもとに、従来のサイエンス・フィクションの枠にとらわれず、さまざまな作品を収録しています。日本人作家による、どこまでも広がる計り知れないイマジネーションの世界を探ることを目的とした一作です。

ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語

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ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語

Zoran Živković (ゾラン・ジフコヴィッチ)


翻訳:山田 順子
解説:巽 孝之

近年大注目の旧ユーゴスラビア・ベオグラード出身の現代作家、ゾラン・ジフコヴィッチ(Živković)による摩訶不思議なストーリーを集めた傑作選。SF、ポストモダン、シュールレアリスムと形容されるジフコヴィッチの作品。シンプルな文章の背後に見え隠れするユーモアやシュールさ、知性や深みといったものが織り成す独特の世界。一見バラバラに見えていたパーツがクライマックスに近づくにつれて、ひとつの形をなしていくよう綿密に計算されたプロット。シュールなファンタジーの名手として注目株のジフコヴィッチの世界を、今回は日本語の翻訳でお届けいたします。

江戸川乱歩リーダー

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The Edogawa Rampo Reader

江戸川乱歩の短編とエッセイ集


翻訳・編集: Seth JACOBOWITZ
序文: 巽 孝之

江戸川乱歩(本名・平井太郎。1894-1965)は、言うまでもなく日本の推理小説の黄金時代を担った作家です。乱歩は推理小説のほかにも、近代日本の伝統について執筆した作品も数多く残し、今も、彼の作品が現代文学やポップカルチャーに与える影響は計り知れません。

カディスの赤い星 / 逢坂剛

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The Red Star of Cadiz (カディスの赤い星)

By 逢坂 剛


翻訳: Usha JAYARAMAN

黒田藩プレスがお送りする『カディスの赤い星』初の英訳本。逢坂剛による『カディスの赤い星』は、日本とスペインを舞台にしたサスペンス小説です。この作品により逢坂氏は推理小説界で確固たる地位を築きあげます。第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞を受賞

Japan in Five Ancient Chinese Chronicles:

Wo, the Land of Yamatai, and Queen Himiko


Massimo SOUMARÉ
翻訳: Davide MANA
編集: Anthony J. BRYANTMark HALL

日本が国家を形成しはじめた時代、日本が、中国からどう見られていたのかを包括的にまとめた一冊。これまで、歴史上重要な年代をカバーしたり、日本に入ってきた様々な文化を解説したりする研究書は多くありましたが、『魏志』から『宋書』までを翻訳し、古代中国から見た日本の姿を英語でまとめた研究書としては、初の出版物となります。 

日本の歴史資料としては『古事記』や『日本書紀』がありますが、正確な年代を知るためには、中国の歴史書が重要な資料となります。特に日本古代の墓から出土した副葬品は、中国の正史をあたることで、より理解を深めることができます。また、日本はアジア大陸と密接な関係にあります。特に、中国や朝鮮半島は、何世紀にもわたって人や文化の交流を通し、さまざまな面で影響を与えました。稲作、中国の表記システム、官僚システムなど、日本列島への影響は計り知れないものです。本書は、『魏志』『後漢書』『宋書』などの中国の歴史書をかえりみることで、日本古代の姿を浮き彫りにし、さらに東アジア全体の歴史や交流にあらたな光をあてています。

花つみ日記・姉崎正治

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Hanatsumi Nikki
The Flowers of Italy

姉崎正治


翻訳・解説
Susanna FESSLER

「明治時代の日本人が見たイタリアを英語で読もう」――明治時代の宗教学者、姉崎正治(あねさき まさはる)がつづったイタリア旅行記『花つみ日記』の英訳本。1909年(明治42年)に出版された『花つみ日記』は、イタリアを訪れた姉崎の思い出だけにとどまらず、芸術や人間、ヨーロッパと日本の文化、仏教、キリスト教など深遠な世界の瞑想録ともいえる作品です。

日本怪奇小説 第三巻:都市の物語

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Kaiki: Uncanny Tales from Japan

Volume 3: Tales of the Metropolis


編纂・解説   東 雅夫
序文 Robert WEINBERG


このKAIKIシリーズは、日本の怪奇文学の傑作集となっています。また、ひとつひとつのストーリーが異なる翻訳家の手で英訳されることにより、さまざまな英語の文体にも触れることができる充実のアンソロジーとなっています。
シリーズ最終作は、現在の首都である東京へと舞台を移した、都市の物語。日本が近代化の一歩を踏み出し、首都の名前を"江戸"から"東京"に変えたとき、そのまぶしい光の裏側に隠されていた不思議な世界。影の世界に生きる奇妙な住人の物語をお楽しみいただける作品となっています。

日本怪奇小説 第二巻:諸国の物語

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Kaiki: Uncanny Tales from Japan

Volume 2: Country Delights


編纂・解説   東 雅夫
序文 Robert WEINBERG


日本では、昔から怪奇物や超自然文学が発達したものの、現代までほとんど英訳されてきませんでした。このKAIKIシリーズは、日本の怪奇文学の傑作集となっています。収録作品は、時代的には1776年の上田秋成の『雨月物語』から、京極夏彦が『旧怪談』を現代向けにアレンジしなおした作品まで、場所も江戸や東京、地方などと幅広く、色とりどりのストーリーを堪能できます。
二冊目は、幕府の中心であった江戸から場所を変え、諸国の物語となっています。中心地から離れた諸国では、昔ながらの伝統や、古くからの奇妙で怖い話が残っています。日本の怪奇、超自然文学のさらなる深遠をのぞくことができる作品集。

日本怪奇小説 第一巻:江戸の物語

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Kaiki: Uncanny Tales from Japan

Volume 1: Tales of Old Edo


編纂・解説   東 雅夫
序文 Robert WEINBERG


日本の怪奇小説や超自然文学を英語で味わう一冊。日本では、昔から怪奇物や超自然文学が発達したものの、現代までほとんど英訳されてきませんでした。このKAIKIシリーズは、日本の怪奇文学の傑作集となっています。収録作品は、時代的には1776年の上田秋成の『雨月物語』から、京極夏彦が『旧怪談』を現代向けにアレンジしなおした作品まで、場所も江戸や東京、地方などと幅広く、色とりどりのストーリーを堪能できます。また、ひとつひとつのストーリーが異なる翻訳家の手で英訳されることにより、さまざまな英語の文体にも触れることができる充実のアンソロジーとなっています。

崑央の女王 / 朝松健

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Queen of K’n-Yan (崑央の女王)

朝松健


翻訳:Kathleen TAJI
イントロダクション:Darrell SCHWEITZER

朝松健による『崑央(クン・ヤン)の女王』の英訳本。Brian Lumleyが序文で「クトゥルフ神話の傑作」と呼んだ原作を、Crystal Silenceの翻訳者でもあるKathleen Tajiが英訳しました。日本におけるクトゥルフ神話作品を、英語で再度味わえる一作となっています。

クリスタルサイレンス / 藤崎慎吾

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Crystal Silence (クリスタルサイレンス)

藤崎慎吾


翻訳: Kathleen TAJI

1999年に出版された藤崎慎吾の『クリスタルサイレンス』の英訳。原作は「ベストSF1999」国内篇一位。ストーリーの面白さとともに、現代のSFとして今も評価の高い作品を、最新の英語で読める一作となっています。

Speculative Japan 第一巻

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Speculative Japan

Outstanding Tales of Japanese Science Fiction and Fantasy


編纂・編集
Gene van Troyer
Grania Davis

“…the stories you’ll find collected here will broaden your view of what is possible or imaginable, provoking unusual—and sometimes uncomfortable—thoughts. That is as it should be.”
—David BRIN, Preface

日本のSF・ファンタジーの傑作を集めたシリーズ第一作目。日本のSFやファンタジーが英語に翻訳されて世界に広まるまでには、遅すぎたとも言えるほど長い時間がかかりました。Speculative Japanが発表されたのは、2007年、第65回世界SF大会が横浜で開催されたときのことです。その後、海外にも発信された本書は、独自の道を歩んだ日本のSFを多数収録し、新たなイマジネーションの世界へと読者をいざないます。

秘神界 / 朝松 健

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「秘神界」シリーズ
英語版

"Lairs of the Hidden Gods

朝松 健 編

まるで、ずっと前に会ったきりで、もう会うことはないと思っていた旧知の友人に再会したようだ。新しいアングルから見る友人は、初めは誰なのかわからないほどだ。しかし、一度それが誰かわかれば、我々は新しい貴重な座標を手に入れたことに気付く。それは、我々を地図のない夢の砂漠に誘う点と線なのだ。
             -ロバート・M・プライス(序文より)

引き潮のとき / 眉村 卓

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在庫切れ

引き潮のとき
全5巻
眉村 卓


本を購入

人類が宇宙に進出し、惑星に植民を開始した時代。植民惑星の統治、原住種族との融和、惑星の自立支援を目的として司政官制度が設けられ、惑星タトラデンにはキタ・PPK4・カノ=ビアが赴任を命じられるー。

あふれるイマジネーションで新しい世界を構築した未曾有のSF巨篇、ついに復刊!第27回星雲賞(日本長編部門)受賞作品。

江戸川乱歩: 黒蜥蜴・陰獣

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The Black Lizard and
Beast in the Shadows
黒蜥蜴・陰獣

江戸川乱歩


Ian HUGHES 訳

江戸川乱歩の傑作中編「黒蜥蜴」と「陰獣」の英語訳版 アマゾンにて好評発売中!

大正後期から昭和時代の探偵小説黄金期を代表する作家、江戸川乱歩!
多くの西洋探偵小説を初めて日本に紹介し、彼自身も日本独自の探偵小説のパイオニアのひとりである。新人発掘にも熱心で乱歩によって見い出された推理作家も少なくない。
没後40年を経た現在でも時代を超えて多くのファンを魅了し影響しつづけている。
そんな彼の、長らく待ち望まれた傑作中編「黒蜥蜴」と「陰獣」英訳版をついに世界に紹介する機会を得たのだ!

夕焼けの回転木馬 / 眉村 卓

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夕焼けの回転木馬


by 眉村 卓


新書版:1,500円
ハードカバー版:4,000円

人生の疲れを感じ始めた中原、会社勤めをしながら小説家をめざす村上。ある夜、小さな飲み屋で出会った二人に、ねじれた記憶と時間を巡る奇妙な現象が始まる-。

戦前、戦後の大阪の街を舞台に、作者自身の体験を織りまぜながら描く眉村ワールドの傑作。日本文芸大賞受賞。

Herbert A. Giles and China:
Two Early Classics of Modern Sinology

著作: Herbert A. GILES

現代シナ学―中国の言語・歴史・風習などの研究―に取り組むと、何世紀も前のマルコポーロの時代や、ビザンチン時代、さらにはローマ帝国までその起源をさかのぼります。しかし、その学問の礎を築いたのは、中国の英国領事にして、後にケンブリッジ大学教授となったハーバート・ジャイルズでした。26年にもわたる領事としての任期を終え、祖国イギリスに帰国した後も、中国文化や中国語について数多くの研究書を執筆、翻訳を行いました。Chinese Sketches(1876)とThe Civilization of China(1911) の2冊が、現在ではこの1冊の本となって読むことができます。鋭い観察眼を持ったジャイルズならではの視点による解説もさることながら、19世紀後半から20世紀初頭にかけての、現在とまったく異なる中国のあり様をうかがうことができる貴重な一冊です。

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