崑央の女王 / 朝松健

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Queen of K’n-Yan (崑央の女王)

朝松健


翻訳:Kathleen TAJI
イントロダクション:Darrell SCHWEITZER

朝松健による『崑央(クン・ヤン)の女王』の英訳本。Brian Lumleyが序文で「クトゥルフ神話の傑作」と呼んだ原作を、Crystal Silenceの翻訳者でもあるKathleen Tajiが英訳しました。日本におけるクトゥルフ神話作品を、英語で再度味わえる一作となっています。

あらすじ
中国、殷王朝時代のミイラが発見された。ミイラは若く美しい少女で、華麗な装飾がほどこされた巨大な墓の中から見つかった。彼女の細胞からは爬虫類のDNAが検出され、日本の研究所がさらなる調査のために呼ばれることとなる。

リー博士のもとで、分子生物学者である森下杏里がミイラの遺伝コードに隠された謎を解き明かしていく。謎の解明が進むにつれ、杏里が見るようになる幻覚。それは、ミイラとなった少女が、過去に、悪名高い実験施設に閉じ込められていた幻覚だった。リー博士は人類以前の知的生命や、地中の巨大洞窟について話しはじめる。幻覚と現実が入り乱れ、次第に真実が明るみに出始める。

角川ホラー文庫
表紙絵:田島照久


書籍データ:

  • xiv + 218 ページ
  • 新書判 127mm x 203mm (5" x 8")
  • ISBN 4-902075-23-7
  • 黒田藩プレスID: FG-J0018-L18
  • 定価: US$16.00
  • 表紙絵: 小島文美

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書評

  • "...a delightful and horrifyingly Lovecraftian novel."
    William Jones (editor of Dark Wisdom, author, publisher)
  • "This short novel is inspired by one of Lovecraft's lesser known stories, "The Mound" (written in 1930, and published in 1940 in a shortened version under the name Zealia Bishop). It is a tale of a haunted burial mound, two doomed expeditions some years apart, and a terrible secret. Queen of K'n-Yan speaks to that framework, but has built upon it something rather more complex and nuanced, confronting the ghosts of Japan's military past alongside the horrors of an inimical, alien underworld, and a chilling sense of realpolitik."
    Kari Sperring, Strange Horizons

Kathleen Taji(翻訳)

アメリカ人日系三世。ロサンゼルス出身。カリフォルニア大学ロサンゼルス校で東洋学を専攻した後、さらなる研究のため日本に渡る。結婚後、二十年以上を日本で暮らす。長年の翻訳実績をもち、SFやホラー、ミステリーの翻訳も手がける。現在、ロサンゼルス郊外在住。
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