江戸川 乱歩・怪人二十面相

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Edogawa Rampo's The Fiend with Twenty Faces— A Tale of the Boy Detectives Club


翻訳 
Dan LUFFEY

日本ミステリー界の巨匠・江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ第一作目を英語化。『怪人二十面相』は、日本文学において新しいジャンルを生み出し、多くの少年少女を魅了した作品である。

1930年代の東京は、大怪盗の脅威にさらされていた。怪盗はどんな困難な盗みでも、いかなる法的機関の網目をかいくぐってでも、けして見破られることのない変装で、堂々と盗みをはたらく。市民はついに名探偵・明智小五郎を頼らざるをえなくなる。だが、市民の期待もむなしく、明智は海外の仕事で不在。そこで、10歳年下の助手である小林芳雄が、怪盗を捕まえ、師匠が戻るまで港湾に監禁する仕事を引き受ける。

サー・アーサー・コナン・ドイルのベーカー街非正規軍の精神を受け継ぐ『怪人二十面相』は、古典ミステリー作品であり、作品全体に、変装や、トリックや名セリフがちりばめられ、日本独特のスタイルで味付けされている。小林率いる少年探偵団は、悪辣な怪盗の裏をかけるのだろうか? それとも、東京の街は顔を変え続ける怪盗の意のままになるのだろうか?

英訳の原本となるのは、ポプラ社から現在も出版され続けているオリジナル版。
怪盗二十面相』の次には、『少年探偵団』の翻訳出版を予定。その後も、随時刊行予定。乱歩自身は少年探偵団シリーズの最初の26巻を執筆(ポプラ社が全26巻セットで販売!)。残りの作品は、厳しい監督のもとで代筆されている。




書籍データ:

  • ページ: 198
  • 新書判 127mm x 203mm (5 x 8)
  • ISBN: 978-4-902075-36-6
  • 黒田藩プレスID: FG-JP0027-L33
  • 定価: US$13.00
  • 表紙絵・挿絵: Tim Smith 3

Reviews

  • ストーリー自体は子供向けとは言え、単語はかなり難しいものも出てきます。原作とは違い、翻訳本は大人の読者も対象にしているようです。原文がやさしいことを反映して、文章そのものはさほど難易度は高くないのですが、口語やスラングが多く登場するので『時をかける少女/The Girl Who Leapt through Time』よりは格段に難しいと言えます。その分、挑戦のしがいがあるはずです。
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翻訳者 Dan Luffey (ダン・ルフィ)

京都在住。様々な分野で活動。怪奇小説やシュールレアリスム小説を愛し、日本の想像力のあふれる文学を西洋に積極的に紹介している。




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