江戸川乱歩: 黒蜥蜴・陰獣
江戸川乱歩の傑作中編「黒蜥蜴」と「陰獣」の英語訳版 アマゾンにて好評発売中!
大正後期から昭和時代の探偵小説黄金期を代表する作家、江戸川乱歩!
多くの西洋探偵小説を初めて日本に紹介し、彼自身も日本独自の探偵小説のパイオニアのひとりである。新人発掘にも熱心で乱歩によって見い出された推理作家も少なくない。
没後40年を経た現在でも時代を超えて多くのファンを魅了し影響しつづけている。
そんな彼の、長らく待ち望まれた傑作中編「黒蜥蜴」と「陰獣」英訳版をついに世界に紹介する機会を得たのだ!
「黒蜥蜴」は雑誌「日の出」昭和9年1月から12月迄連載された。
過去何度か映画やTVドラマで映像化され、現在では、三島由紀夫の脚本による探偵明智小五郎と黒蜥蜴役の美輪明宏が主演する"美的恐怖恋愛劇"の舞台が記憶に新しいかもしれない。
「陰獣」は雑誌「新青年」昭和3年8月増刊、9、10月号に掲載された。
14ヶ月に及ぶ休筆後、当時「新青年」の編集長を努めていた横溝正史とその読者に大絶賛を持って受け入れられた中編である。
乱歩自身をモデルにしたとも思える登場人物が現れ、読者は次々に現れるドンデン返しを楽しめるのではないだろうか。
黒田藩プレスはこれらの最初の英語訳版を発表出来る事を喜ばしく思っている。
日本が世界に誇る探偵小説作家江戸川乱歩作品英語訳版も日本語の原作と共に楽しんで頂きたい!
書籍データ:
- xx, 284 ページ
- 127 x 203 mm
- ISBN 4-902075-21-0
- 黒田藩プレスID: FG-J0017-L15
- 価格: 定価はUS$15.00
- 表紙、挿絵: 川尻宏昭
- Amazon
- アマゾン
- BookDepository (全世界、送料無料)
Also by Edogawa Rampo at Kurodahan Press:
The Edogawa Rampo Reader
Translated by Seth Jacobowitz
With an introduction by TATSUMI Takayuki
1884年10月21日-1965年7月28日
日本の推理作家、評論家である。筆名はアメリカの文豪エドガー・アラン・ポーをもじったものとして有名。日本推理作家協会初代理事長を勤めた。
1923年「新青年」に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。
名探偵明智小五郎作品をはじめ、少年向けの「少年探偵団シリーズ」も執筆。その他、多数の随筆も残している。